先日ブログを更新した際にプロフィールも少しいじって、多分初めて公にRRについて触れたのだけど、結局RRの何がダメだったのかなぁとこの連休で少し考えてみました。今更ですが。
あ、先に断っておきますが、ダメっていうのは決して作品をディスっているわけではなく、あくまでも私個人が読み続けられなかった意味でのダメであり、以下はその考察です。
RR開始した直後はやっぱり新作レツゴが読めるぜヤッター!って感じで湧いてました。自分も周りもね。
いざコロアニを買って第一話を読んだ時のことは正直あまり覚えてないのだけど、今思えば自分なりに楽しもうとしてたけど、どこかで違和感は感じていたんだと思う。
豪がレーサーになるのは良い。分かる。好き。薄い本でもいっぱい見た。←
突然の息子??しかも認知してない???っていうか豪荒れてるし、酒癖やべーな??
って感じで、なんていうか自分が知ってる小学生豪がいきなり大人豪になった上に、あまりの変わりように頭と心が追い付かなくて困惑してたと思う。
でも最終的にミニ四駆を通じて目が覚めて(こう書くと闇落ちしたみたいな感じになるな苦笑)、自身のレースも頑張るっていう流れがあったから、豪の中でも作品の中でもミニ四駆というテーマは残っているんだなと思えたし、RR502+翼の疑似家族も良いなと思うようになって、それはそれで楽しめた。二次創作もできたし、それを通じて新しい交流もできた。少し落ち着いていたレツゴ界隈に新しい風が吹いて、再熱して湧いて、勢いもあって楽しかった。それは間違いなかった。
ただ一方でそれまで自分が楽しんでいたレツゴが、創作が、仲間が、急速に離れていったのも事実。
当時の自分はRRでも活動できたけど離れた(というかRRが存在する世界の前で歩みを止めた)仲間が多かったなと。主に502組。というか星馬兄弟周辺しかキャラ出てきてないから、WGP組とかは変わりようがなかったか。あ、ドラマCDでミハエル出てきたけど。(まだ聞けてない)
RRがなくてもいずれ別ジャンルに行くこともあっただろうけど、次(別ジャンル)がなく、でもこれ以上いるとレツゴが嫌いになってしまうから、泣く泣く立ち止まるしかなかったんだろうなと。RRが存在していても、それはそれで自分の中のレツゴを楽しみ続ければいいのにと当時は思ってた。でもきっとそういうことじゃなかった。創作として自分の中のレツゴを楽しんでも、公式を受け入れていなければ、それはある意味公式を無視してる、蔑ろにしてるとも捉えられる。あれほど公式が大好きで創作まで始めたのに、その大好きだったはずの絶対的存在だった公式を受け入れられない自分がきっと信じられなくて許せなくて、すごくすごく苦しかったと思う。RR502組もだいぶ落ち着いて、個人的には交流も減り、なんだかんだで創作も難しくなった今になって、なんとなくだけど、初期に離れた仲間の気持ちが分かった気がする。
と話が逸れてしまったけど、自分もRRが続かなかったのは何故だろう?
キャラクターの変貌っぷりもあったと思う。でもそれだけ?それだけだったら最初から私も離れてたはずじゃないのか?
まだ始まったばっかりだから、話が進むにつれて翼のこととか色々回収してくれるはず(それで納得できるはず!)と、未来に希望を抱いていたんだと思う。
でも話が進んでも翼については触れられず、そして中学編になって豪がメインとも言える流れになって、烈は後ろで見守ることが増えた。星馬兄弟でどちらが好きかと言われたら烈兄貴なので、兄貴が目立っていないのも正直不満だったのかもしれない。(原作2巻以降を読んでいないので変わっていたらごめんなさい)
つまりタイトルに”爆走兄弟”とあるのに、星馬兄弟が横に並んで同じ方向(ゴール)を見て進む(爆走する)ことがメインでなくなったことが、自分の中で『これは自分が求めているもの、読みたいものとは違う』ことがハッキリしたので、続かなかったのではないかと。そう、星馬兄弟が隣り合っていない。時にケンカして、時に肩を組んで支えあって、笑い合って、そんな無印で見た二人がいない。大人になったのだから変わっても仕方ないというのもある。生活リズムも住居も仕事も違うもんね。でもそれなら”爆走兄弟”でなくても良かったのでは?兄弟というなら烈も主人公だよね?あ、5巻でやっと烈も表紙になったんですね…でも隣に豪が居ない…これもやっぱり違和感だったんだなぁ…ずっとニコイチだったからニコイチじゃない星馬は星馬じゃない…(過激)
あと何かとお色気強い女性キャラを絡ませてくるのが何かダメでした。いや、普通に男性のライバルでよくない??なんで女性??
まぁコロコロ系列で青年誌だからちょっとお色気要素を足すのは仕方なくて、ただ私がそういう下ネタが苦手で受け入れられなかっただけかもしれない。R指定のBLは好きですけど(←)
リアルで会ったことがある人は分かると思うけど、私がこういう話をしないのは、つまりそういうことです。まぁR指定BLの話も羞恥心があって面と向かって話すのは無理だけどね!(なので描くしかないムッツリなんだ…苦笑)
マシンへの愛情や物語みたいなのも無印ほどないように感じて、マシンへの愛着がそれほど湧かないのも続かない理由かもしれません。(第二話のソニックは良かったです!擬人化ネタも降りてきたぐらいだし!)
つらつらと色々書きましたが、結局のところRRは自分が読みたい内容でなかったから読み続けられなかったみたいです。きっと私がレツゴに求めていたのは、レースを通じて生まれる友情や絆、今流行りの”ブロマンス”ってやつだったのでは?そしてレースを通じてキャラが成長していく様や、マシンとの絆。そういう熱血なやつ。
RRは無印でいうGJCみたいな目的やゴールが無いので、成長みたいなものが描きにくいのかなぁ…?(そこはNRのターンなのかな?)
そんな感じでRRは私には合わなかったようです。楽しめた部分もあったけど。
そうそう、リアルの無精ひげもダメな人間なので豪の無精ひげもあまり好きじゃなかった。皆さんの話とかでそれが色気とか魅力になることも知れたし、ちょっと荒れて自暴自棄になっている時とかなら確かに魅力的になって良かったけど、それ以外はちゃんとしてほしかったっていう理想もあって結局100%は受け入れられなかった…。
うん、やっぱりこういうことを書くならツイッターよりブログだな。特に簡潔にまとめられない人間にはツイッターじゃ書きにくい。かと言って書かずにいたらずっと心の奥底で燻って悶々してただろうから吐き出せて良かった。だいぶ頭の中が整理されて、すっきりした。
悶々したままじゃ無駄にエネルギー消費するだけでどこにも行けないもんね。